ブラザー、最長2700mmの長尺プリントが可能なロール紙対応A3インクジェットプリンター「MFC-J7700CDW」

　ブラザー販売株式会社は11日、A3インクジェットプリンターの新製品として、ロール紙に印刷できる「MFC-J7700CDW」を8月上旬に販売開始すると発表した。価格はオープン。

　MFC-J7700CDWは、A3サイズまでのプリント・コピーなどの基本機能に加え、最長2700mmの長尺プリントに対応する。大容量インクカートリッジを搭載した「ファーストタンク」シリーズに、ロール紙給紙ができるモデルを追加することで、店頭POPや製造現場の図面など、幅広い印刷ニーズをサポートする。

　ロール紙給紙により、幅297mmで、最長2700mmの長尺プリントが可能。オートカッターを搭載し、自動で好みの長さに裁断できる。

　2段トレイの下段には、ロール紙1本、またはA4用紙を最大500枚セットできる。下段トレイにロール紙をセットしながらも、上段トレイ・背面の多目的トレイに異なるサイズの用紙をセットできるため、用紙交換の手間が省ける。

　次世代のインクジェットプリンティング技術「MAXIDRIVE」を搭載し、A4モノクロ・カラーともに1分あたり約30枚の高速印刷と、約30万ページの装置寿命と高耐久を実現。ロール紙も用紙長1200㎜の長尺カラー原稿を約76秒と高速で印刷できる。大容量インクカートリッジ対応モデル「ファーストタンク」シリーズの最上位モデルとして、店頭やオフィスで求められる印刷業務を効率化する。

　保証面では、ブラザーオンライン「ハイプリ」に登録することで、1年間のメーカー保証期間に加えて、2年間回数無制限の無償修理サービスを利用できる。