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東芝テック、複合機「e-STUDIO」シリーズの高速機4モデルを発表

(写真左から)e-STUDIO7527ACシリーズ、e-STUDIO2020AC、e-STUDIO5525ACシリーズ、e-STUDIO5528Aシリーズ、e-STUDIO9029Aシリーズ

 東芝テック株式会社は18日、複合機「e-STUDIO」シリーズの新製品として、カラー高速複合機「e-STUDIO6527AC/7527AC」およびモノクロ高速複合機「e-STUDIO6529A/9029A」の4モデルを7月3日に発売すると発表した。

 新製品は、一方で、カラー機で最高毎分75枚のカラー出力、モノクロ機で毎分90枚の出力で、大量印刷のニーズにも対応したモデル。

 高速機を利用されるユーザーは印刷枚数が多い特徴を踏まえ、外付けの大容量給紙装置を2連連結できるように対応し、印刷中の給紙の手間を減らせる。また、従来機で採用した給紙カセットの自動引き込み機能や、人が近づいてきたことを感知して立ち上げ動作を始める人感センサー、視覚障がい者が視覚に頼らずにデジタル複合機を操作するためのアプリケーション「e-BRIDGE Plus for Voice Guidance」にも対応する。

 クラウドサービスとの連携も強化し、東芝テックのクラウドストレージ「Collastorage(コラストレージ)」とe-STUDIO間で、PCを介さずに直接保存するオプションや、保存データを印刷するオプションを用意。また、非定形サイズの連続読み込みに対応した原稿送りの標準装備や、オプションでガラス台から複数枚同時にスキャンし、個別にデータ化するマルチクロップスキャン機能にも対応する。

 製品の希望価格(税別)は、e-STUDIO6527ACが380万円、e-STUDIO7527ACが416万円、e-STUDIO6529Aが258万円、e-STUDIO9029Aが368万円。