ニュース

エプソン、A4ドキュメントスキャナー「DS-C480W」「DS-C420W」とA3フォト・グラフィックスキャナー「DS-G30000」の3機種を発表

 エプソンは10日、A4ドキュメントスキャナー「DS-C480W」「DS-C420W」とA3フォト・グラフィックスキャナー「DS-G30000」の3機種を発表した。

 「DS-C480W」「DS-C420W」は、限られたスペースでも効率的に電子化したいというニーズに応え、従来モデル(「DS-360W」「DS-310」)からデザインを一新。Uターンとストレートの2Way給紙を採用し、省スペースでの使用と高い用紙対応力を実現した。

 コンパクトな本体に毎分30枚の高速スキャンや、5GHz帯対応のWi-Fiを搭載し、プライベートやテレワークでの個人利用や、狭いデスクや受付カウンターでの電子化業務を支援する。また、「e-文書モード」を搭載し、電子帳簿保存法への対応を進める会計事務所や、企業の経理業務のペーパーレス化にも貢献する。

 さらに、DS-C480Wは、PCを使用せずにスキャナー本体のパネル操作のみでスキャンして、データを送信、共有できる機能を搭載した。この機能を活用して、クラウド保管と自動仕訳を提供する「Weplat クラウド電子保存サービス」に直接アップロードできる。

 エプソンは電子化支援として、「Weplat クラウド電子保存サービス」の通常料金にスキャナー1台をセットで提供するキャンペーンを実施する。このキャンペーンを通して、「インボイス制度」や「電子帳簿保存法」に対応する会計事務所の生産性向上・正確性向上に貢献するとしている。

 「DS-G30000」は、A3プラスサイズに対応した、高画質・高精細スキャンを実現。35mmから大判サイズまでのフィルムスキャンにも対応し、写真や印刷関連で求められるハイクオリティーニーズに対応しつつ、低消費電力設計による消費電力削減で環境にも配慮している。

 製品の価格はオープン。発売日は、DS-C480Wが7月上旬、DS-C420Wが6月上旬、DS-G30000が5月25日。

DS-C480W
DS-C420W
DS-G30000