ニュース

ジェネクスト、安全運転管理者の業務を支援するサービス「AI-Contact PLUS」を5月11日より提供

 ジェネクスト株式会社は、安全運転管理者の業務を支援するサービス「AI-Contact(アイ・コンタクト) PLUS」を、5月11日より提供開始すると発表した。

 ジェネクストでは、スマートフォンで取得した走行データと、全国の標識情報データベースを照合させ、交通違反を可視化する企業向け事故削減アプリ「AI-Contact」を提供しており、全国1000社を超える企業に導入されているという。

 またジェネクストでは、2022年4月に改正道路交通法施行規則が施行され、運転者のアルコールチェック義務化の対象が、一定台数以上の「白ナンバー」自動車を使用する一般企業にまで拡大されたことを受け、AI-Contactではアルコールチェック記録簿機能、Bluetooth連動アルコール検知器、アルコールチェック代行コールセンターサービスなどを提供してきたが、アルコールチェックだけでなく、多岐にわたる安全運転管理者の業務負荷軽減を支援するため、今回、AI-Contact PLUSを提供するとした。

 そのAI-Contact PLUSでは、安全運転管理者の業務をサポートする1)運行計画表、2)両予約、3)過労運転防止、4)運転日誌、5)運行前点検――の5つの機能を提供する。

 1)は、ドライバーが自身の運行計画をクラウド上で作成できる機能。また2)では、事前の車両予約により、ドライバー間での使用車両の重複を防止できるほか、3)により、長時間の運転等、無理な運行計画を立てているドライバーを判別して管理者に通知するとのこと。

1)運行計画表
2)車両予約
3)過労運転防止

 さらに、運行計画をもとに、スマートフォンのGPSと連動し、時間や行き先を運転日誌に自動で反映する4)や、アプリで車両点検の結果を入力、記録簿としてクラウドに保存する5)によって、安全運転管理者の負荷を軽減する。

4)運転日誌
5)運行前点検

 価格は、1ユーザーあたり月額650円(税別)で、10ユーザー以上で利用可能。利用にあたっては、無料の「AI-Contactフリート」、あるいは有料の「AI-Contactモバイル」「AI-Contact NOW」「アルコールチェック代行サービス」いずれかの契約が必須となり、1年間の最低契約期間が設定されている。

 なおアプリ名は「AI-Contact」のまま変更なく、iPhone/Androidに対応する。