DAiKOとDIT、電帳法／インボイス制度対応の統合ペーパーレスサービス「EdiGate DX-Pless」を提供

　大興電子通信株式会社（以下、DAiKO）とデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社（以下、DIT）は21日、DAiKOが開発した統合ペーパーレスサービス「EdiGate DXPless」を販売すると発表した。

　EdiGate DX-Plessは、社内・社外文書の送付と受取の双方向に対応した電子データ交換機能、さらに紙に記載された項目をAIと人を活用してデジタル化するサービスがセットされ、文書のデジタル保管の他に、各社の文書管理機能への受け渡しも可能とするペーパーレス化をワンストップで行えるサービス。

EdiGate DXPless

　サービスでは、AI活用による紙のデジタル化サービス「デジパス」をシャイン株式会社からOEM提供を受け、デジパルを活用することで、社内外で発生するあらゆる紙のペーパーレス化とデータ化を実現する。

　社内、社外のあらゆる文書をインターネットまたは社内ネットワーク上で受け取れ、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が可能。AI-OCRとオペレータの連携により、紙文書の短納期かつ正確なデジタル化が可能で、デジタル化する項目は文字であれば原則制限なしで利用できる。紙をデジタルデータとすることで、劣化しない長期保存ができる。

　サービスの提供形態は、パブリッククラウド環境での提供の他に、プライベートクラウド、オンプレミスにも対応可能。利用企業のセキュリティポリシーの適用や、基幹システムなどとの連携にも対応する。さらに、ペーパーレス化した分量を自動的に集計し、SDGsやESGの推進や貢献度の指標値として、データ提供や貢献度をビジュアル的に可視化したサービス提供予定としている。

　EdiGate DXPlessは、は中小から大企業のすべてをカバーする統合ペーパーレスサービスとして、5月から順次提供を開始。DAiKOとDITでは、3年間で100社導入を目標とする。