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富士通、超軽量ウルトラスリムモバイル「LIFEBOOK U9」シリーズの14型新モデルなど法人向けPC新機種を発表

 富士通は18日、超軽量ウルトラスリムモバイル「LIFEBOOK U9」シリーズの14.0型新モデルを含む、法人向けPCなど計19機種を4月下旬から順次提供開始すると発表した。

 新製品は、Windows 11 2022 Updateおよび最新の第13世代インテルCoreプロセッサーを搭載可能なノートPC「Fujitsu Notebook LIFEBOOK(以下、LIFEBOOK)」10機種、デスクトップPC「Fujitsu Desktop ESPRIMO(以下、ESPRIMO)」4機種、PCワークステーション「Fujitsu Workstation CELSIUS(以下、CELSIUS)」3機種と、シンクライアント「Fujitsu Thin Client FUTRO(以下、FUTRO)」2機種。

 ウルトラスリムモバイルの「LIFEBOOK U9」シリーズは、13.3型の「LIFEBOOK U9313/M」に加えて、LIFEBOOK U9313/Mとほぼ同じサイズ・重要で14.0型大型液晶を搭載した「LIFEBOOK U9413/M」をラインアップに追加。両モデルとも、縦横比16:10のWUXGA(1920×1200)液晶の採用により、資料作成やWebページ閲覧が効率的に行える。価格(税別)は、LIFEBOOK U9313/Mが37万5400円から、LIFEBOOK U9413/Mが49万円から。

LIFEBOOK U9313/M
LIFEBOOK U9413/M

 13.3型スリムコンバーチブルの超軽量モデル「LIFEBOOK U9313X/M」は、前機種(U9312X/K)よりもコンパクトかつ軽量化を図った。新設計の9mm径の内蔵ペンを標準添付し、従来の約1.7倍の太さとグリップ感で長時間使用しても疲れにくく、マグネット吸着により本体前面に装着・充電できる。さらに、内蔵スピーカーを大型化し前面に配置することで音を聞きやすくしたり、タブレットモード時のリアカメラを高解像度化して使い勝手を向上させた。 LIFEBOOK U9313X/Mの価格は44万7600円(税別)から。

 また、スタンダードモデル「LIFEBOOK U5313X/M」をラインアップに追加。縦横比16:10のWUXGA(1920×1200)液晶を採用し、電池交換が不要な充電式のアクティブペンは本体に内蔵可能で、長時間使用しても疲れにくいようペンを持ちやすくする六角鉛筆型のアクティブペン用ホルダーも用意する。LIFEBOOK U5313X/Mの価格は34万6800円(税別)から。

LIFEBOOK U9313X/M
LIFEBOOK U5313X/M

 機能面では、オンライン会議に適したフルHDカメラやAIカメラエフェクターを新採用。「LIFEBOOK U9413/M、U9313/M、U9313X/M、U5313X/M、U7613/M」「FUTRO U9313M」の各機種が採用する新設計のWebカメラは、フルHD解像度で広視野角となり、より広い範囲を高精細に撮影可能。カメラ自体にノイズ除去機能を搭載し、暗所における撮影時に撮影画像のノイズ低減効果を発揮する。

 また、新製品の「LIFEBOOK」シリーズ全機種と「CELSIUS U7413」には、AIカメラエフェクターを新たに搭載。画面全体を自然な明るさに補正する逆光補正機能や、撮影者がカメラの中心になるように補正する顔自動追従機能、撮影者の視線が相手を見ているように補正する視線補正機能の他、肌補正や背景をぼかしたり他の背景に差し替えられる。フルHDカメラとAIカメラエフェクターおよび、既存のAIノイズキャンセラーによる周囲の雑音を抑えるノイズ低減機能により、快適なオンライン会議を支援する。

 無線LAN搭載モデルでは、従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、他機器との干渉が少ない6GHz帯を利用できるWi-Fi 6Eに対応。より安定した高速通信を実現する。無線WAN(5G、LTE)モデルでは、通常のSIMカードに加えeSIMにも対応する(2023年4月現在、eSIMはKDDIのみ対応)。