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DAL、SFTP手順のセキュリティ強化と稼働環境の拡充を行ったB2Bサーバー「ACMS B2B 5.5」

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は14日、企業間電子商取引に対応するB2Bサーバー「ACMS B2B」と、その動作環境をWindowsに限定した「ACMS B2B Limited Edition(LE)」において、最新版である「バージョン5.5」を販売開始すると発表した。

 ACMS B2Bは、企業間のデータ連携に特化したEDIサーバー。従来型EDIから流通BMSなどの次世代EDIまで幅広く対応しており、企業間の電子商取引に欠かせない機能に加え、企業内システムと接続するためのアダプタを提供している。また、小規模環境でも利用できるように、動作環境をWindowsに限定したACMS B2B LEもラインアップされているとのこと。

 今回の新版では、IETFがRFC 9142「SSHの鍵交換方法の更新と推奨事項」を公開したことに伴い、SFTP手順(サーバー)のセキュリティの強化として、新たな鍵交換アルゴリズム(diffie-hellman-group14-sha256)と公開鍵アルゴリズム(rsa-sha2-256/rsa-sha2-512)をサポートした。これにより、Logjam攻撃への対策が可能になったほか、RFC 9142に準拠したという。

 また、稼働環境が拡充されており、Windows Server 2022 Datacenter/StandardといったOSや、SQL Server 2016 SP3、PostgreSQL 14、EDB 14といったデータベース、FUJITSU Software Interstage Application Server V13.0.0といったWebアプリケーションサーバーをサポートした。

 JDKについても、以下のものを新たにサポートしている。

・FUJITSU Software Interstage Application Server V13 同梱JDK
・Microsoft Build of OpenJDK 11
・Oracle Java SE 17
・Red Hat OpenJDK 17
・Amazon Corretto 17
・Azul Systems Azul Platform Core 17
・IBM Semeru Runtimes 17
・Adoptium Eclipse Temurin 17
・Microsoft Build of OpenJDK 17

 1ノードあたりの価格(税別)は、サブスクリプションモデルの場合、ACMS B2Bが月額2万円から、ACMS B2B LEが月額8000円から。