KDDI、開発から販売前の品質試験までを支援する「IoTデバイス開発サポート」を提供

　KDDI株式会社は22日、IoTデバイスを開発する企業向けに、開発や検証試験をサポートするサービス「IoTデバイス開発サポート」を提供開始すると発表した。

　IoTデバイス開発サポートは、IoTデバイスの開発に関して、利用企業の要望に合わせた支援を提供するサービス。KDDIが持つ実績・知見をもとに、IoTデバイスを開発する上での課題や、検証試験における課題の解決に向けた支援を実施するという。

　例えば、KDDIのネットワークと利用企業のIoTデバイスとの接続性検証のほか、プロトコル試験や位置測位精度試験などのシステム検証を実施し、IoTデバイスの品質向上を支援する。また、利用企業のIoTデバイスや収集されたデータを閲覧するアプリなどについても、UI/UXに着目したユーザビリティの検証を実施するなど、IoTデバイスを含むシステム全体に対して、第三者視点での検証を行えるとのこと。

　このほか、利用企業のIoTデバイスの仕様に従って、温度・湿度の上下限で負荷をかけるなど、耐久性を検証する耐負荷検証も可能で、IoTデバイスの耐久性の向上を支援できるとしている。