ユーザックシステム、問い合わせ番号を記載したメールの自動送信に対応する「送り状名人 ver.6.3.0」を提供開始

　ユーザックシステム株式会社は9日、複数運送会社の送り状／荷札ラベルの発行を統一するためのパッケージソフト「送り状名人」について、最新版のバージョン6.3.0を提供開始した。

　最新版では、出荷先に問い合わせ番号を記載したメールを自動送信することが可能になった。これにより、「出荷先からの着荷問い合わせが非常に多く、対応の工数が大きい」といった課題を解決する。

　送り状名人を利用することで、ひとつのソフトウェアで、複数の運送会社の送り状・荷札の発行が可能となる。オペレーションが統一され、基幹システムからのデータを再取り込みするなどの作業がなくなるため、作業効率の向上に貢献する。これにより、「運送会社ごとにシステムが違うので、それぞれの操作を覚えるのが大変」「個別のPC、個別のプリンターでの処理になるので運送会社の変更に手間がかかる」といった課題を解決する。

　また、運送会社へのEDIに対応するため、取引証憑はデータで送信し、荷札ラベル（運送明細）のみの発行で出荷が完了する。自社で問い合わせ番号の管理ができ、顧客からの出荷問い合わせ時にも迅速な回答ができる。