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Colt、ベルリン国際映画祭に光ファイバー網およびオンデマンドサービスを提供

 Colt Technology Services(以下、Colt)は英国時間9日、第73回ベルリン国際映画祭において、Coltの国際的光ファイバー網とオンデマンドサービスを、シンガポールのハブを経由したアジアからの映画投稿配信に初めて使用し、APAC地域の映画制作者が迅速かつ安全に作品をベルリンに転送できるようにしたと発表した。

 Coltでは、安定した帯域幅の容量が課題となる世界各地からの投稿作品をできるだけ簡単にアップロードできるようにするという、ベルリン国際映画祭事務局の戦略を支援した。このデジタルインフラは、映画祭のサーバーとフランクフルトのDE-CIXセントラルインターネットハブを直接結ぶ、Coltの既存高帯域サービスを統合したもので、世界中のスタジオがアップロードに利用している。

 APAC地域の映画制作者は、作品をインターネット経由でシンガポールのパートナーデータセンターにあるサーバーにアップロードする。Coltはそこから、データセンターと映画祭のフィルムサーバーがあるベルリンのColtノードとの間に、イーサネット経由のエンドツーエンドオンデマンド接続を確立する。このため、ベルリン国際映画祭の技術チームは、Coltのオンデマンドポータルを介して、シンガポールのデータセンターでDC Cross Connectを委託し、サーバーとColtのエンドデバイスを接続している。

 ベルリン国際映画祭では、「Bandwidth Boost」機能を使って転送している。これにより、需要に応じて帯域幅の容量を10Mbpsから1Gbpsの間で柔軟に拡張できるようになった。さらに「Boostオプション」により、最大10Gbpsのデータ転送が可能となる。

 ベルリン国際映画祭のデジタル・シネマ担当テクニカル・ディレクター、オーヴ・サンダー(Ove Sander)氏は、「映画制作者にとって、配信をできるだけ簡単にし、公平な競争環境を作ることが重要です。制作者はより多くの時間を撮影に費やすことができ、私たちは潜在的なフィルム・ファイルの問題に柔軟に対応することができます。デジタル・インフラのグローバル・プロバイダであるColtは、全世界で一様にサービスを可能にしたい我々にとって理想的なパートナーです」と述べている。