サイバートラスト、脆弱性情報をメール通知するサービス「MIRACLE Vul Alert」

　サイバートラスト株式会社は16日、システムの利用環境に影響する脆弱性情報をメールで通知する脆弱性通知サービス「MIRACLE Vul Alert」を3月1日より提供開始すると発表した。

　MIRACLE Vul Alertは、ヒアリングシートへのシステム情報の記入とメールアドレスの登録だけで、システムに影響する脆弱性の情報を取得できるサービス。対象システムのOS情報、パッケージリスト、稼働場所（クローズドネットワーク／オープンネットワーク）、利用用途（本番環境／検証環境）など、ヒアリングシートに記入した情報を基に、脆弱性管理ツール「MIRACLE Vul Hammer」を利用した高精度なスキャンを実施する。

　メールでは、脆弱性のCVE番号や概要、深刻度などを通知してくれるが、利用環境によるシステムへの影響有無を加味したトリアージを行い、システムに影響のある脆弱性情報が送られてくるため、効率のよい脆弱性対策を行えるとした。

　また、システムのスキャンは毎日行われるため、脆弱性情報の迅速な把握が可能。1カ月の間に検知した脆弱性件数、および概要をまとめたレポートも発行するので、システムの状況を一元把握できるとしている。

　価格は、1サーバーあたり年額3万6000円。