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NDIS、企業の内製化支援サービスでAIチャットボット「CBxシリーズ」も対応可能に

 NDIソリューションズ株式会社(以下、NDIS)は9日、顧客伴走型の「内製化支援サービス」のサービスメニューに、AIチャットボット「CBxシリーズ」を追加したと発表した。

 内製化支援サービスは、顧客企業が継続的にDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進できるように、システムづくりの「内製化」を支援するサービス。自社内でシステム作りを行える「内製化」を支援するサービス。NDISグループ自身でのDXへの取り組みにおいては、現業部門による内製化により迅速な業務効率化が実現でき、業務課題をデジタル技術で解決する企業文化への変革が加速したとのことで、そうした経験から得られたノウハウや成果物を生かして、顧客企業のシステム作りの内製化を伴走型で支援するとした。

 今回、そのサービスメニューに追加されたCBxシリーズは、IBM Watsonを活用したAIチャットボット。低価格かつ短期間で利用開始できる、特定業務向けの「CB4-人事・総務」や、複数のFAQカテゴリを横断した自動回答を実現する「CB3 Lite Edition(LE)」、対話型や外部連携可能といった特長を生かし、さまざまなる業務システムのインターフェイスとしても活用できる「CB3」といった、3つのラインアップが用意されている。また、問い合わせの多い部署や業務から導入し、利用状況を見ながら適用範囲を拡大するといった、スモールスタートからのステップアップ導入にも適しているとのこと。

 そのCBxシリーズの内製化支援サービスメニューでは、NDISが自社内の問い合わせ対応業務で得た経験・ノウハウを活用し、学習データの作成、チューニング作業、kintoneやUiPathとの連携などを支援できるとした。このCBxシリーズ関連のメニューについても、顧客企業自身がAIチャットボットを運用できることを目指し、伴走型での支援を提供する。

 なお、内製化支援サービスでは、ライト、スタンダード、プレミアムの3プランが用意されており、各コースに定められた範囲内であれば、料金の追加なしでCBxシリーズのメニューも利用可能。プラン変更にも対応するので、サービス対象の製品を増やすタイミングで上位プランにアップグレードすることも、内製化スキルの上達に伴い下位プランにダウングレードすることも可能だ。

 価格(税別)は、ナレッジWebサイトやテンプレートの提供、Q&Aチケット3枚などを含むライトプランの場合で月額3万円から。また、CBxシリーズユーザー向けとして、学習データ作成支援サービス、チャットボットのチューニング支援サービスも個別に提供する。こちらはそれぞれ、60万円から、月額10万円から。