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イー・ガーディアン、企業のコンプライアンスチェック体制構築支援サービスを提供

 イー・ガーディアン株式会社は1日、コンプライアンスチェックの考え方や調査の方法などのノウハウを授け、社内で精度の高いコンプライアンスチェックを行えるようサポートを行う「コンプライアンスチェック体制構築サポート」を提供開始すると発表した。

 イー・ガーディアンは、ネットパトロールやカスタマーサポート、デバッグ、脆弱性診断など、ネットセキュリティに関わるサービスを一気通貫で提供している。特にコンプライアンスチェックについては、反社会的勢力との繋がりを調べる「反社チェックサービス」や、さらに深堀した調査を行うM&Aに特化した「反社デューデリジェンスサービス」などを提供している。

 近年、企業のガバナンス強化意識の高まりから、上場企業だけでなく上場を目指す企業や投資家から出資を受けるスタートアップ企業に至るまで、あらゆる企業において取引先のコンプライアンスチェック強化が重要視されている。そのため、各社がさまざまな公開情報の収集や、記事検索ツールの導入などの対策を実施しているが、最終的なリスクの有無は各社の基準を基に実務担当者が判断することになるため、コンプライアンスチェックに関する専門的な知識が不十分であると、調査の精度が低くなり、ビジネスリスクを抱えてしまっている場合があるという。

 そこで、イー・ガーディアンでは長年のノウハウを生かし、内製での調査に課題を抱えている企業向けに、コンプライアンスチェックに関する基本的な考え方から調査方法の改善提案など包括的な支援を行う「コンプライアンスチェック体制構築サポート」を提供するとしている。

 サービスでは、特に相談が寄せられる「判断に迷った際に見るべき観点」や「本来の目的に合った適切な調査方法」などを、座学のレクチャーを通して学びながら、実際のチェック体制に対する改善提案を行い、精度の高い調査を実施できる体制の構築・維持に向けてサポートする。また、サポート終了後に内製で対応する中で、判断に迷う事案が生じた場合は、イー・ガーディアンに相談することで独自のデータベースやその他調査ソースを使い、より深掘りした調査にも対応する。懸念情報を見逃すことなく、適切な判断ができるコンプライアンスチェック体制を構築することで、ビジネスリスクの最小化と健全な経営に寄与するとしている。