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GMOグローバルサインが「電子印鑑GMOサイン 証跡管理DX」を提供、品質管理に必要となる紙文書のDXを支援

 GMOグローバルサイン株式会社は25日、クラウド型の電子契約・署名サービス「電子印鑑GMOサイン」の新ラインアップとして、認証・監査に特化したワークフロー・電子文書管理ソリューション「電子印鑑GMOサイン 証跡管理DX」を提供開始すると発表した。

 医薬品・医療機器・食品業界での製品の開発・製造過程では、品質管理のために膨大な紙文書が存在するほか、複数名による社内審議と回覧による承認が必要となるため、承認までに時間を要する点や、品質管理文書の保管場所にコストがかかる点などが課題になっていたという。

 今回発表された電子印鑑GMOサイン 証跡管理DXは、品質管理に関する文書の審議から、承認、保管までをワンストップでカバーするクラウド型の電子文書管理サービスで、こうした課題の解決に寄与するとした。

 同サービスでは、品質管理に関する文書の電子記録・電子署名の規則に準拠した電子署名を提供。認証局の審査を経て発行される電子証明書を用いるので、本人性を担保できる。また、電子文書の作成者と署名した日時を記録でき、誰が、どういう理由で、いつ、電子署名したかを記録・表示する機能も備えており、監査などで利用可能。もし署名後に文書が変更された場合は、改ざんを検知し、警告を表示する機能も備えた。