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日立社会情報サービス、顔認証機能を組み込むためのWindows向けSDKを強化 マスク着用時の認証精度を向上

 株式会社日立社会情報サービスは12日、本人確認用の顔認証機能を組み込める「FaceViTAL(フェースバイタル)」において、マスク着用時の認証精度向上などを行ったと発表した。

 FaceViTALは、顔認証機能を提供するソフトウェア製品群。そのラインアップのひとつとして、Windowsアプリケーションに組み込み、PCやタブレットで利用することを想定したSDK「FaceViTAL SDK for Windows」を提供してきたが、今回は同製品において、マスクを着用した状態での顔認証対応や、インターフェイスの改善といった機能強化を実施した。

 従来の同製品では、顔認証のデータベース登録時にマスクをしていない場合、マスク着用時の認証精度が落ちてしまう課題があったが、今回の機能強化により、コロナ禍で必要とされる機会が増加した、マスク着用時の認証精度が向上したという。

 またFaceViTAL SDK for Windowsでは、PCやタブレットへ顔認証を導入する際に、FaceViTALライブラリで自由に組み込みを行える一方で、APIの処理手順については考慮が必要だったとのこと。そこで、従来のライブラリに加え、組み込みを容易にするためのインターフェイスを新たに開発し、顔認証をスムーズに導入できるように改善したとしている。

 利用にあたっては、既存アプリケーションなどへの組み込みに必要な「開発ライセンス」、およびサーバー側とユーザー側での利用時に必要な「利用ライセンス」を提供している。価格(税別)は、開発ライセンスが200万円、利用ライセンスが1台あたり月額400円(5000台までの場合)。

FaceViTALをアプリケーションなどに組み込んだ活用例