リコー、ジェルジェットプリンター「RICOH SG 3300/2300」を発売

RICOH SG 3300

　株式会社リコーは6日、ジェルジェットプリンターの新製品として、両面印刷対応の「RICOH SG 3300」および片面印刷モデルの「RICOH SG 2300」を、10月13日に発売すると発表した。製品の価格はオープン。

　RICOH SG 3300/2300は、「RICOH SG 3200/3200 安心3年モデル」「RICOH SG 2200/2200 安心3年モデル」の後継製品となり、サイドデスクの上や棚などに設置が可能なコンパクトな設計で、無償保証期間3年の製品のみに一本化し、前身機種を上回る30万ページの高耐久性を実現した。

　また、POPや薬袋といった薄紙・厚紙や特殊紙まで、さまざまな用紙に対応。POPやラベルの印刷を行っている店舗のバックヤードや、薬袋や領収書など多岐にわたる種類の用紙を大量に出力する調剤薬局など、設置場所に制約がある環境でも性能を発揮し、業務効率化に貢献する。

　印刷性能では、用紙に付着した瞬間にゲル状になる「GELJETビスカスインク」を使用し、普通紙に印刷してもこすれない高い定着性で、にじみのない高画質での出力が可能。

　本体標準トレイ、マルチ手差しフィーダー、増設トレイにそれぞれ異なるサイズ・種類の用紙を同時にセットし、最大5パターン、1100枚の給紙に対応する。背面装着のマルチ手差しフィーダーは、用紙のストレート搬送が可能で、厚紙や封筒、ラベル紙からL版や長尺用紙まで、多様な用紙に対応。用紙全面を静電吸着ベルトで支えて搬送する機構により、POPや薬袋、熨斗など薄紙・厚紙や特殊紙までさまざまな用紙に対応する。

　接続インターフェイスは、USB 2.0、有線LAN（100BASE-TX/10BASE-T）、無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）で、無線LANは5GHz帯（IEEE 802.11a/n）に標準対応することで、設備の多い店舗バックヤードなどでも安定して利用できる。さらに、専用アプリ「RICOHカンタンGELJETプリント」により、Chrome OSからの出力にも対応する。