三菱総研DCSが「ランサムウェア対策ソリューション」を提供、セキュリティ対策とデータ保護対策を総合的に実施

　三菱総研DCS株式会社は15日、セキュリティ対策とデータ保護対策を総合的に行うことで、ランサムウェアによる攻撃に対処する「ランサムウェア対策ソリューション」を提供開始すると発表した。

　ランサムウェア対策ソリューションは、システム上のデータを暗号化などによって利用できない状態にしたうえで、復旧の対価として金銭を要求してくるランサムウェア攻撃への対処を行うもの。三菱総研DCSが多数のプロジェクトから得た専門的知見を生かして、侵入・感染までを防ぐ「セキュリティ対策」と、侵入後の被害拡大・データ盗取を防ぐ「データ保護対策」の両面で、ランサムウェアから利用企業のシステムを保護するという。

　また、現状分析や対策検討を行うコンサルティングから設計・実装までを1社にてワンストップで対応するため、必要な対策を総合的な視点から漏れなく実装できるとのこと。

　利用する製品やサービスについても、さまざまなラインアップを用意しているため、特定の製品/ベンダーに縛られることなく、要件に合わせて最適なソリューションを選択できる点もメリットとした。

　具体的には、エンドポイント保護と感染時の早期発見・原因調査、セキュリティ教育、不正なサイトやクラウドサービス利用の検知、多要素認証によるアクセス権制御と不正アクセスの防止、ネットワーク全体の不正侵入検知、管理者権限の管理、バックアップデータの改ざん防止、データ復旧（リストア）の迅速化などを組み合わせて利用できる。