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GRCS、データプライバシープラットフォーム「OneTrust」の導入・運用支援サービスを本格展開

 株式会社GRCSは12日、米OneTrustのデータプライバシー管理ソリューション「OneTrust」の導入および運用支援サービスについて拡充を図り、これまで一部の顧客に提供をしていた、プライバシー評価自動化およびデータマッピング(個人情報統合管理台帳)、統合同意管理モジュールなどの導入・運用支援サービスについて、本格展開を開始したと発表した。

 OneTrustは、データプライバシーにおけるデータ管理の一元化・可視化と自動化を実現する、プライバシー管理ソリューション。GRCSでは、2018年からOneTrustの導入および支援サービスを提供しており、今回、プライバシー評価自動化・データマッピング・同意管理モジュールなどに対応した。

 プライバシー評価自動化は、OneTrustが契約している世界中の法律の専門家により監修された、各地域の法規制やISOなどのフレームワークに対応した事前組み込み済みのテンプレート(質問票)を活用し、回答内容によるリスク検出や承認を含むワークフローの自動化、履歴管理ほかを実現する。

 データマッピングは、個人データに関わる処理活動、ITアセット、組織、ベンダーなどの情報を、周辺情報・背景情報とともに有機的にひも付け、統合管理台帳を作成して一元化・可視化を実現する。

 統合同意管理は、データプライバシーの法規制が規定するデータ主体からの同意を一元的に管理・可視化し、同意の取得・撤回などに対応するワークフローの自動化を実現する。