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インフォコムの緊急連絡・安否確認システム、月額1万円で300人まで利用可能なライトプランを提供

中堅・中小事業者での安否確認を支援

 インフォコム株式会社は、企業・自治体向け緊急連絡/安否確認システム「エマージェンシーコール」において、従業員数300人までの中堅・中小事業者を対象にした「ライトプラン」を、10月3日より提供開始すると発表した。

 エマージェンシーコールは、地震などの災害発生時に企業が従業員の安否を確認し、二次災害から守るとともに、事業継続のための体制を迅速に整えるための緊急連絡/安否確認システム。

 大近年、地震や水害などの災害が多発し、企業に求められる社会的責任も増大する中で、大規模な事業者は大半でこうした安否確認システムを採用するようになった一方、中堅・中小規模の事業者では、費用や導入設定作業・運用の手間がネックとなって安否確認システムの導入には至らず、メールの一斉送信などで対応している企業もまだ多いという。

 そこで今回は、データセンターの2拠点同時稼働などにより、数々の大災害でも停止することなく稼働してきたサービス基盤はそのままに、地震などの発生時に安否や出社可否などについて従業員に回答を求める「安否確認」に機能を限定することで、月額費用を抑え、設定・運用作業を簡素化した「ライトプラン」を新たに提供するとした。

 気象庁の地震情報と連携した自動連絡機能により、震度5強以上の地震が発生した場合は、該当者への安否確認依頼を自動で送付する。なお安否回答については、メールとアプリに加え、LINEでも行えるため、回答率のさらなる向上を実現するほか、スマートフォンやタブレット、PCから簡単に集計できる機能を備えているので、部署別、出社可能など、さまざまな切り口で集計データを表示し、危機管理担当者や事業責任者の迅速な判断を後押しするとのこと。

 価格は月額1万円(税別)で、前述の通り300人まで利用できる。