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MCデジタル・リアルティ、相互接続サービス「ServiceFabric Connect」を提供

 MCデジタル・リアルティ株式会社(以下、MCDR)は1日、新たな相互接続プラットフォーム「ServiceFabric」の第一弾として、「ServiceFabric Connect」の提供を開始した。

 ServiceFabricは、MCDRのデータセンタープラットフォームである「PlatformDIGITAL」の、多くの機能を支えるサービスで、1500社以上の企業、1200社以上のネットワークサービスプロバイダー、1100社以上のクラウド・ITサービスプロバイダーが利用するコネクテッドデータコミュニティへのアクセスを提供する。

 ServiceFabric Connectでは、グローバルプラットフォームを介して、ポートひとつで、いつでも、どこでも、誰とでも接続することが可能となり、シングルプラットフォーム上で顧客の物理インフラおよび仮想インフラのITニーズを満たし、データのさらなる活用、付加価値の創出を実現するとしている。

 Digital Realtyグループと日本拠点のMCDR、およびそのパートナーを含む複数の事業者のネットワークおよびクラウド接続を統合することで、顧客のハイブリッドクラウドニーズに応えるエンドツーエンドのサービスを実現し、顧客のビジネス拡大を支援すると説明。Digital Realtyが自社開発したこのプラットフォームは、北米、欧州、アジアの61拠点と32の都市圏で利用可能となる。

 MCDRでは、「コネクテッドデータコミュニティの実現」に向け、相互接続における障壁を取り払い、データグラビティの課題解決に向けて、ソリューションベースのアプローチで業界を牽引するというビジョンの下、相互接続プラットフォームを構築していくとしている。