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グレープシティ、Salesforce上でExcelライクな操作を実現する「RaySheet」新版を提供、クロス集計機能を強化

 グレープシティ株式会社は24日、Salesforceの一覧画面と機能を拡張するAppExchangeアプリ「RaySheet」をアップデートし、クロス集計機能を強化したと発表した。

 RaySheetは、Excelの外観と操作性でSalesforceに情報を入力できるようにするAppExchangeアプリ。現場の担当者の負荷を軽減させながら、営業情報を無理なくSalesforceに集められるようにし、クロス集計機能(RaySheetPivot)の搭載により、集めたデータをExcelのピボットテーブルのように集計できる。

 今回のアップデートでは、RaySheetPivotに「カスタム小計」機能を追加。カスタム小計は、クロス集計の集計結果に対して独自の計算式を設定し、一覧上の任意の行や列に挿入できる。商談と受注といった、異なるオブジェクトも集計対象にできるため、CSVに出力してからExcelで加工するといった手間をなくし、自由な切り口の分析をリアルタイムで行えるようになる。

 例えば、予算から販売管理費の小計を算出したり、受注データから営業利益をリアルタイムで確認する、あるいは取引先ごと、事業部ごとの予算と実績の差異や達成率をひと目で把握するといったことが可能になる。

 案件から受注までのデータをSalesforceに集約し、RaySheetで柔軟に集計を行うことで、経営情報が一元化され、リアルタイムに状況を把握するプラットフォームを構築できるとしている。