オロのクラウドERP「Reforma PSA」、改正電子帳簿保存法への対応を支援する「ファイル管理オプション」を提供

　株式会社オロは17日、クラウドERP「Reforma PSA」において、「ファイル管理オプション」を提供開始すると発表した。これを利用すると、2022年1月より施行された改正電子帳簿保存法への対応として、受取請求書と領収書を電子保存可能になるという。

　Reforma PSAは、販売・購買・勤怠・経費の一元管理が可能なクラウド型のERPシステム。IT/Web、広告、コンサルティングなどB2B型受託サービス業の「プロジェクト別利益の見える化」「業務効率化」に特化した機能を提供している。

　今回発表されたファイル管理オプションはこのオプション製品で、電子証憑保管機能と、案件情報へのファイル添付機能を新たに利用可能になる。

　このうち電子証憑保管機能では、先方から受領したPDFや画像などの電子データや、スマートフォンで撮影した領収書画像をアップロードすると、それらのファイルにタイプスタンプを付与できるほか、タイムスタンプの検証による受取請求書・領収書の非改ざん証明、日付・金額・取引先などを条件としたファイル検索の機能を提供する。このため、改正電子帳簿保存法が求める「電子取引データ保存要件」「スキャナ保存要件」のどちらにも対応可能になるとした。

　一方の案件情報へのファイル添付機能は、Reforma PSA上にて、さまざまな業務にひも付くファイルの確認を行えるようにする機能。案件登録画面や見積作成画面といったReforma PSAの各画面において、ファイルの添付、内容確認、ダウンロードが可能になるため、登録された情報に対応するファイルを都度システム外に探しに行く手間を削減するとのことだ。