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日立システムズ、AWSとマネージドサービス拡大に向けた戦略的協業契約を締結

 株式会社日立システムズは10日、Amazon Web Services(以下、AWS)とマネージドサービスの拡大に向けて、7月に戦略的協業契約を締結したと発表した。

 日立システムズでは、今回締結した3年間の戦略的協業契約において、提供するマネージドサービスにAWSクラウドの俊敏性、拡張性、セキュリティを組み合わせ、顧客が取り組むデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を、これまで以上に迅速に支援すると説明。AWS認定資格保有者を新たに1000人以上増強することで、業種ごとに多様化する顧客からの要望に迅速かつ高品質なソリューション提供を可能にするとしている。

 また、これによりパブリッククラウドの提供体制を強化し、クラウドに関する顧客の課題を解決するサービス「Gateway for Business Cloud」による、迅速な顧客のクラウドリフト・シフトへの支援および新規サービス創造の促進を図ると説明。新規サービス創造の促進では、2021年8月に発表した医薬・ヘルスケア領域における事業戦略での「重症化予防」および「デジタル薬(DTx)」の、AWSを活用したプラットフォーム提供の推進を図る。

 日立システムズでは、これらの取り組みにより、今後3年間のAWS関連事業で新規売り上げ100億円を目指すとしている。