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レインフォレストとクルウィット、IPレピュテーションサービス「kr:ns(クロノス)」を提供

 株式会社レインフォレストと株式会社クルウィットは5日、IPレピュテーションサービス「kr:ns(クロノス)」の提供を7月に開始すると発表した。

 kr:nsは、顧客が使用しているIPアドレスが、悪性と疑われるIPアドレス(以下、Malicious IPアドレス)かどうかのチェックを行うサービス。SOCのサイバーセキュリティ対策業務や、CSIRTのインシデント対応業務の効率化を支援する。

 顧客がチェックを行いたいIPアドレスと、kr:nsが保有するMalicious IPアドレスリストとの突合を行い、マッチングしたIPアドレスについては、悪性と判定した根拠データとともに返答する。

 レインフォレストとクルウィットが開発した複数の観測技術に基づき、観測環境を自社運用し、観測データを収集。収集した観測データについては、独自分析手法によりMalicious IPアドレスリストを生成している。

 チェック結果だけでなく、Malicious IPアドレスと一致したIPアドレスには、どの観測技術により補足されたIPアドレスであるか、観測データの統計的な値を根拠データとして提供する。

 サービスは、Web APIを介して利用でき、SOAR(Security Orchestration, Automation and Response)プラットフォームと連携して利用できる。

 kr:nsの料金は月額1万1000円(税込)から。また、サービスは、パナソニックホールディングス株式会社での導入が決定しているという。