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OKI、中小規模企業向けコミュニケーションシステム「CrosCore3」を販売

テレワーク環境で代表電話の受け付けができる機能などを追加

 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は15日、中小規模向けに展開しているビジネスホンなどのオフィスコミュニケーションシステム「CrosCore」シリーズについて、新製品の「CrosCore3」を販売開始した。

 CrosCore3は、テレワークの普及に伴い、ハイブリッドワークに対応した機能を追加。顧客との電話は、オフィスの電話機に限らずスマートフォンアプリやPCソフトフォンアプリを使うことで、従業員が業務している場所にとらわれることなく、オフィスで応対しているように通話できる。

 各種デバイスのソフトフォンアプリを使用することで、テレワーク環境でも代表電話の受け付けができる。また、電話をかける際も個人の電話番号を使用せず、代表番号で電話をかけられる。

 テレワーク環境下の利用者個人の操作で、オフィスの代表電話を終業ガイダンスや夜間受付窓口への自動転送などへの切り替えができる。切り替えは手動操作以外にも、時間指定による自動切り替えができる。

また、OKIの「Com@WILLクラウドサービス」と連携することで、セキュアな環境で相手の出社状況や通話状況を確認することや、クリックするだけで簡単に相手を呼び出すことができる。連絡したい相手が通話中や会議中など、電話に出られない状況においてもチャットによる連絡ができる。

 さらに、CrosCore3の発売に合わせて、使い勝手などを向上した多機能電話機「マルチ・キーテレホンARCシリーズ」も新たに提供する。

 CrosCore3の標準価格は50万円(税別)から。出荷時期は7月1日。OKIでは、3年間で2万台の販売を目標とする。

多機能電話機 ラインアップ