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OKI、ビジネスホンシステム「CrosCore」の新シリーズとして600人規模オフィスに対応した「CrosCore2 XL」を販売開始

 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は5日、中小企業向けに提供しているビジネスホン「CrosCore」シリーズのS/M/Lタイプ(400人以下のオフィス向け)に加え、新たに600人規模のオフィスまで対応できる中規模向け「CrosCore2 XL」の販売を開始した。

 CrosCore2 XLは、従来のCrosCore2 Lタイプと比較して、2倍の多機能電話機やIP電話機、コードレス基地局を収容できるほか、コードレス電話機の最大収容数を約30%拡充した。また、ボイスメール機能に関しても、同時通話録音数を従来のCrosCoreの2.5倍に拡張し、機能の向上を図った。

 OKIでは、CrosCore2 XLを含む新たなCrosCoreシリーズは、中小規模オフィスや、PBXからのダウンサイジングを検討する企業まで、ビジネスホンの利用を検討するさまざまな規模の顧客の要望に柔軟に対応できると説明。一方で、BCP対策なども含めた堅牢性などを重視される顧客には、引き続き大規模オフィス向けのSIP-PBX「DISCOVERY neo」を提供することで、選択の幅を広げていくとしている。

 CrosCore2 XLの価格は、従業員数600人クラスで1500万円(税別)から。提供開始は2020年2月3日。OKIでは、今後3年間で累計1000台の販売を目標とする。