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リンク、サポート切れハードウェアの第三者保守サービスで月額プランを提供

さまざまなメーカーの製品に対応可能

 株式会社リンクは16日、古いシステムやITインフラの技術的な延命をサポートするサービス「ベアケア」において、ハードウェア延長保守サービスの月額プランを提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 ベアケアは、メーカーサポートが切れてしまったOSやサーバー、ネットワーク機器などに対する第三者保守などを提供するサービス。セキュリティ対策ソリューションの導入・運用、クラウドサービスへのリプレースなども可能で、ユーザーの状況・要望に応じて幅広い選択肢を提案しているという。

 同社では、現在、半導体不足の影響で、ハードウェアや各種部材の納入に大きな遅延が発生している状況を受けて、このベアケアのうち、メーカーサポートが切れてしまったサーバー/ネットワーク機器/ストレージなどに対するハードウェア延長保守サービスにおいて、月額プランを提供開始した。

 従来の延長保守サービスは、年間契約・一括支払いの形を取ることが一般的だったが、月額型では面倒な契約更新作業が不要で、1年ごとの契約に縛られることなく、柔軟に保守サービスを利用可能になるという。なお初年度のみ、6カ月間の最低利用期間が設定される。

 ハードウェア延長保守サービスのラインアップとしては、出張修理を行うオンサイト保守(24時間365日もしくは平日9時~17時)と、故障時に交換修理用の部品を発送する「パーツ保守(先出しセンドバック)」が用意されている。

 延長保守については、NECやシスコ、富士通、HPE、デル、IBMなど、さまざまなメーカーの製品に対応できるとのことだ。