SB C＆S、クラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」の有償プランを提供開始

　SB C＆S株式会社は10日、クラウド型AIプラットフォーム「AIMINA（アイミナ）」の有償プランを提供開始したと発表した。

　AIMINAは、AIを簡単に「学べる」「作れる」「試せる」環境を提供するクラウド型AIプラットフォーム。「ビジネスの現場でAIを活用したい具体的なアイデアはあるものの、開発方法がわからない」といったユーザーが、手元にあるデータでAIモデルを開発するとともに、作成したAIをプラットフォーム上で試せるという。

　同社では2022年1月より、3カ月間無償試用できるフリートライアルプランを提供してきたが、今回の有償プランでは、フリートライアルプランの機能に加え、生成したAIモデルのダウンロード機能が新たに追加されている。

　AIMINAの有償プランでは、3カ月間利用可能なトライアルプランの「有償トライアル」と、年間契約の「エントリー」、エントリーよりも利用可能時間やデータ容量上限、ダウンロード回数などが拡張されている「スタンダード」の3プランを用意した。

　また各プランの中で、「時系列データ解析」手法のみ利用できるリミテッドプラン、同手法に加えて「画像処理」「自然言語」「異音検知」手法を利用できるトータルプランがラインアップされており、利用企業の用途に応じて最適なプランを選択可能とのこと。あわせて、3カ月間利用できるフリートライアルプランも引き続き提供される。

　価格例（税込）は、有償トライアルのリミテッドプランが3カ月7700円（5ユーザー）から、エントリーのリミテッドプランが年間7700円（10ユーザー）から、トータルプランが年間11万円（同）から。スタンダードのリミテッドプランが年間3万3000円（10ユーザー）から、トータルプランが年間132万円（同）からとなっている。