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東京エレクトロン デバイス、「Microsoft Defender for IoT」の導入支援サービスを提供

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は11日、日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Defender for IoT」の導入支援を行う「Microsoft Defender for IoT導入支援サービス」を提供開始した。

 Microsoft Defender for IoTは、独自プロトコルを含む、幅広い産業機器のプロトコルをサポートし、接続機器の可視化、機器の行動分析による脅威検知が可能なセキュリティソリューション。工場内の既存のOTネットワークに影響を与えることなく、工場のセキュリティを強化する。

 TEDが提供するMicrosoft Defender for IoT導入支援サービスでは、既存の工場ネットワーク構成や通信プロトコルなどの環境調査を最初に実施。最適なネットワーク設計の提案から、Microsoft Defender for IoTの導入および評価検証までの各種設定を、ハンズオントレーニングを含めて最短1カ月で提供し、セキュリティ対策における現場の作業負荷を軽減する。

 また、工場のOTネットワーク環境のパケットキャプチャデータを使用した、導入前の無料リスクアセスメントを、希望により実施する。

 サービス提供価格は50万円から。TEDでは、Microsoft Defender for IoT導入支援サービスを、今後3年間で100社への導入を目指す。