パーソルP&T、Dynamics 365への移行支援サービスを新体制で提供

　パーソルプロセス＆テクノロジー株式会社（以下、パーソルP&T）は、マイクロソフトのERPソフト「Dynamics AX」を利用する顧客を対象に提供している、Dynamics 365への移行支援サービスを、新体制で提供すると発表した。

　パーソルP&Tでは、サポートが終了するDynamics AX 2009やDynamics AX 2012の利用企業に向け、「マイグレーションソリューション for Microsoft Dynamics 365」サービスを2020年9月から提供している。サービス提供開始以降、多くの顧客から問い合わせがあることから、エンジニアを大幅に増員し、新体制でサービスを提供するとしている。

　Dynamics AXのサポート終了に伴い、製品を利用する企業はDynamics 365へのシステム移行が必要となる。サービスでは、システム移行における環境の調査・分析・診断においては無償で提供。コンサルティングから実行、基盤構築、運用・保守に至るまでを、トータルで支援する。

　パーソルP&Tでは、マイクロソフト製品について多くの導入実績を持つとともに、さまざまな業務システムのマイグレーションを多くの企業で支援してきていると説明。サービスでは、マイクロソフト製品のノウハウと、マイグレーションの支援で培った技術を合わせ持つ専門のコンサルタントが、調査・分析を実施し、マイグレーションの実行、基盤構築、運用、保守は、ビジネスパートナーとの協業により250人を超えるスペシャリストが支援するとしている。

　また、企業のさらなるDX化を推進すべく、多くのコストを要する既存システムの分析・診断を無償で提供。効率的なマイグレーションの実行に向け、専門のコンサルタントが顧客の環境を調査し、費用、工数、リスクなどの試算から費用対効果の分析・診断までを提供するとしている。