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IWI、顧客のビジネス課題と量子コンピューティングの相性を評価するサービスを提供

 株式会社インテリジェント ウェイブ(以下、IWI)は14日、企業のビジネス課題と量子コンピューティング(QC)の適性評価をサポートする、Atos株式会社の「QC事例アセスメントサービス」の提供を開始した。

 すべての複雑な問題がQCで解けるとは限らず、QCに参入するべきか否かについては、事前調査が必要となる。QC事例アセスメントサービスは、概念実証 (PoC) の準備段階という位置付けで、顧客が指定するQC事例を通して、QCへの実装可能性を判断する材料を報告書で提示するサービス。最新の量子アルゴリズム研究から、顧客が抱えるビジネス上の課題とQCの相性評価を支援する。

 仏Atosでは、量子ソフトウェア開発およびシミュレーションが行える、アプライアンス製品の量子シミュレーター「Atos QLM」を提供している。サービスでは、Atos QLMの世界各国のユーザーとのコネクションを生かしつつ、Atosの量子アルゴリズム専門家を交え、組み合わせ最適化、AIおよびML、化学・材料科学、セキュリティ・暗号などからのアプローチ方法を選択し、量子実装の可能性を探索する。

サービスの流れ