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サン電子、無線LANと冗長化機能を搭載した産業用モバイルルーター「Rooster DRX5010」を提供

 サン電子株式会社は17日、産業用モバイルルーター「Roosterシリーズ」について、無線LAN機能と冗長化機能を搭載したデュアルSIM対応ハイスピードモデル「Rooster DRX5010」の出荷を開始した。価格はオープン。

 Rooster DRX5010は、IEEE.802.11 a/b/g/n/ac対応の無線LANアクセスポイント機能を搭載し、タブレット端末やセットトップボックス、防犯カメラなどの機器とのワイヤレス接続が可能。有線LANインターフェイスも備え、設置環境に合わせて自由に選択できる。

 本体にSIMスロットを2つ搭載し、それぞれ異なるキャリアのSIMを搭載したモバイル通信が可能。平常時はメイン回線で通信し、緊急時はサブ回線に切り替えて通信を継続するといった対応が行える。初回出荷版は設定変更による回線切り替えとなり、対応版ファームウェアの完成後、自動切り替え機能が実現する。

 また、DRX5010を含めたRoosterシリーズは、サン電子が提供するクラウド型デバイスマネジメントサービス「SunDMS」に対応。クラウド経由で、死活監視や電波状況確認、設定変更、ファームウェア更新、ログ収集などが行える。