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日立ソリューションズ、BIソリューションサービスのメニューにクラウド型DWH基盤「Snowflake」を追加

 株式会社日立ソリューションズは、米Snowflakeの日本法人であるSnowflake株式会社と販売代理店契約を締結し、クラウド型データプラットフォーム「Snowflake」を11月17日から販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 Snowflakeは、マルチクラウドで提供されるデータウェアハウス(DWH)サービスで、企業内に分散するデータを一元的に集約・管理できる。特徴は、データを処理するコンピューティングリソースと、データを蓄積するストレージを完全に分離させた独自のアーキテクチャを採用している点で、利用規模や負荷に応じてCPU、メモリ、ディスクなどのリソースを柔軟に拡張するオートスケール機能により、高速処理を実現可能という。

 また、変更・削除されたデータを復元し、任意の時点でのデータへアクセスできるようにする機能や、データを複製せず参照可能にする機能などにより、運用負荷やコストを大幅に軽減できる点も強みとした。

 一方で日立ソリューションズは、データ活用における課題整理から、ロードマップの策定、DWHなどのデータ管理基盤の導入、AIを活用した高度なデータ分析、ダッシュボードによるデータの可視化、各種教育までを支援する「BIコンシェルジェサービス」を提供している。今回、Snowflakeを同サービスのラインアップに追加することにより、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進をいっそう支援するとのことだ。