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ユニアデックス、ITインフラの成熟度や目指すべき目標、改善案などを示す「ITインフラ成熟度診断」を無償提供

 ユニアデックス株式会社は18日、ITインフラの現状把握とあるべき姿を無償で分析・診断するサービス「ITインフラ成熟度診断」を、同日より無償提供開始すると発表した。

 ITインフラ成熟度診断は、ITインフラと運用の現状を把握をした上で、現在の成熟度レベルと目指すべき目標レベルを分析し、改善のためのアプローチ案を提示する無償のサービス。Web上にて30問程度の質問に回答すると、ユニアデックス独自の診断指標により、ITインフラの成熟度を5段階で評価し、理想的なITインフラに向けて必要な対策を診断報告書として提供する。

「ITインフラ成熟度診断」概要

 ITインフラの状態は5段階のレーダーチャートとして提供され、診断内容をもとに目標とすべきレベルと、目標レベルに到達するために必要な施策を提示することにより、ITインフラの強化を支援するとした。また診断結果をもとに、施策の実行に入るために社内決裁などで必要な各種情報を、報告書とあわせて提供する。

 診断メニューは「インフラストラクチャー」と「運用」の2つのカテゴリーが用意され、提供開始段階では、前者では「ネットワーク成熟度診断」を、後者では「ネットワーク運用成熟度診断」「PC運用成熟度診断」をそれぞれ提供するとした。

 このうち「ネットワークインフラ成熟度診断」では、ネットワーク構成を診断し、可用性や品質面、自動化などの観点から、中長期的に対応可能かを診断。また「ネットワーク運用成熟度診断」では、ネットワーク運用における各業務を、運用性・保守性・移行性の観点から評価し、運用業務の改善を支援する。もうひとつの「PC運用成熟度診断」は、クライアントPCのライフサイクル管理を診断するもので、PC運用の効率化を支援するとのこと。なお今後、メニューは拡張される予定だ。

ネットワークインフラ成熟度診断の例