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CEC、“サポート切れ”システムのバージョンアップ対応をトータルに支援する「EOS対策 plus」

 株式会社シーイーシー(以下、CEC)は13日、ソフトウェアのサポート終了に伴うバージョンアップ作業などを支援するサービス「EOS対策 plus」を提供開始すると発表した。

 EOS対策 plusは、ITシステムで利用しているソフトウェアの公式サポート終了などに伴って、バージョンアップを計画している企業を支援するサービス。非互換調査から、プログラム改修、テストまでを対象としており、Windows OSやJava開発環境、ブラウザ(IE→Chrome対応)、.NET Frameworkなど、さまざまなソフトウェアのバージョンアップに対応できるという。

 支援にあたっては、バージョンアップ後の新環境で互換性が確保されているプログラムはそのまま温存し、非互換が確認されたプログラムのみを修正することで、プログラムの変更量を最小に抑え、作業負荷の軽減を図る。なおCECでは、これまでのバージョンアップ事例から、OS種別やバージョン単位に分類して非互換個所への対策方法をデータベース化しているため、高い生産性で修正作業が可能とのこと。

 また、既存のプログラムを極力温存する方法により、大半のケースでは、サポート切れ対策後もユーザーインターフェイスや業務プロセスの変更なしに、システムを利用継続できるとした。あわせて、バージョンアップ後のテスト作業や保守・運用も含めて、トータルでサポート切れ対応の支援を行えるとしている。