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エプソン、サーマルレシートと単票印刷機能を統合したレシートプリンター「TM-H6000Ⅴ」

 エプソン販売株式会社5日、サーマルレシートと単票印刷機能を1台に統合した、ハイブリッドモデルのレシートプリンターの新商品「TM-H6000Ⅴ」を11月8日に発売すると発表した。価格はオープン。

 TM-H6000Ⅴは、サーマル印刷とドットインパクト印刷の2種類の印刷方法を兼ね備えた、ハイブリッドモデルのレシートプリンター。単票印刷は、ドットインパクト印刷に対応し、オリジナル紙1枚+最大3枚までの複写に対応。専用単票複写伝票兼レシートを使用する飲食店や、洋服の仕立て用複写伝票兼レシート、送品伝票複写兼レシートを使用する物販業務などで利用できる。

TM-H6000Ⅴ

 レシート部分の印刷速度は、従来機(TM-H6000Ⅳ)の最大300mm/秒から、最大350mm/秒に高速化。レシート部の消費電力も、従来機の約43W(動作時)から約33Wに抑え、約23%の削減を実現した。オートカッターについても、寿命を従来機の200万カットから300万カットまで向上した(80mm幅サーマルロール紙「TRP080-80H」使用時)。

 従来機と同様に、用紙の節約に貢献する用紙節約機能を搭載し、文字やグラフィックのサイズを縮めずに、上下余白・空白行を削減できる。また、用紙カット前にレシートのトップロゴを印字することで、レシート先端部を削減できるロゴ先打ち機能を搭載。グラフィックの濃淡を調節した、多階調印刷にも対応する。