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ソフォスが東京にデータセンターを開設、クラウドベースの統合管理プラットフォーム「Sophos Central」のニーズに対応

 英Sophos(以下、ソフォス)は21日、2021年7月にカナダ、2021年8月にオーストラリアのシドニーに開設したデータセンターに続き、新たなデータセンターを東京に開設したと発表した。東京のデータセンターは、Amazon Web Services(AWS)上で運営されるという。

 ソフォスでは、エンドポイントやサーバー、モバイル、ファイアウォール、ZTNA、メールなどの、次世代サイバーセキュリティ製品群をサポートするクラウドベースの統合管理プラットフォーム「Sophos Central」を提供している。

 今回、東京にデータセンターを開設したことで、Sophos Centralに対するニーズの増大に対応すると説明。これにより、あらゆる規模の国内民間企業や公的機関が、国内に設置された新しいデータセンターを活用して、Sophos Centralのデータを国内で保管・管理・利用できるとしている。

 東京の新しいデータセンターで最初に利用できるソフォス製品およびサービスには、ソフォスのExtended Detection and Responseソリューション、エンドポイントプロテクション、サーバープロテクション、暗号化、クラウドセキュリティ、Managed Threat Responseソリューションが含まれる。

 ソフォス株式会社代表取締役の中西智行氏は、「ソフォスは、お客様やパートナーの皆様が最高水準の脅威プロテクションや検知機能、データストレージオプションをできる限り容易に利用いただけるよう取り組みを続けておりますが、その一環として、国内のお客様が求めているデータ主権要件にこの度ご対応できるようになりました」とコメント。「クラウドコンピューティングへの急速かつ大規模な移行に伴い、自社のデータを特定の地域に保管したいと考えるお客様が増えてきておりますが、国内にデータセンターを設置することで、お客様がより安心してセキュリティー運用を実現できる環境をご提供させていただけるものと確信しております」と述べている。