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楽天コミュニケーションズがクラウドストレージをリニューアル、セキュリティ機能などを強化

 楽天コミュニケーションズ株式会社は19日、法人向けクラウド型ファイルストレージサービス「楽天クラウド Secure Drive Plus」をリニューアルし、「楽天クラウド ファイルストレージ」として提供開始したと発表した。

 楽天クラウド ファイルストレージは、Windows/Mac OS標準のファイルマネージャに対応し、従来のNASや社内サーバーと同様の操作感で利用可能なクラウド型ファイルストレージサービス。

 今回のリニューアルでは、ストレージ使用容量ごとの従量課金制を廃止し、月間の使用容量上限(100GB/500GB/1.5TB/3TB/5TB)に応じた5つのプランから選択するようにした。

 また、従来は追加購入オプションとなっていたIPアドレス制限やファイル暗号化等のセキュリティ対策項目を標準搭載し、より安全なファイルストレージ環境を実現したという。あわせて、ファイルの自動重複排除および圧縮機能を標準搭載し、従来と比べて、ストレージ容量あたりのデータ保存量を増加させた点も特徴。さらにバックアップ機能も標準搭載しており、よりセキュアな環境を提供するとのこと。

 料金(税別)は、100GBプランが月額1万円、500GBプランが月額2万5000円、1.5TBプランが月額5万円など。別途、1ID(ユーザー)あたり月額300円のライセンス料が必要となり、例えば、10IDで100GBプランを利用する場合は月額1万3000円となる。

 なお、従来の楽天クラウド Secure Drive Plusを利用中のユーザーについては、2021年秋までに順次、楽天クラウド ファイルストレージへの移行手続きが行われる予定。