ニュース

セイコーソリューションズ、金融機関向け対外接続クラウドサービスを今秋提供

 セイコーソリューションズ株式会社は21日、銀行や資金移動事業者をはじめとする金融機関向けに、対外接続クラウドサービスを2021年秋以降に提供すると発表した。

 セイコーソリューションズでは、1996年にカード自動決済パッケージ「CAPSシリーズ」を発売して以来、200社以上の企業にCAFIS、ANSER、統合ATMセンターなどの対外センターとの接続ゲートウェイを構築してきた。

 今回、これらの実績とノウハウを基に、ハードウェアを含めたサービスとして提供することで、対外センターとのゲートウェイ基盤の早期構築を可能にするクラウドサービスを提供する。

 ゲートウェイのメンテナンス、保守はセイコーソリューションズが実施し、顧客の運用負担を軽減する。各対外センターの専用ルーターの預かり、設置なども可能。災害対策環境の構築なども可能で、日本国内での安定稼働を実現する。

 対外センターとの調整は、セイコーソリューションズでサポートする。勘定系ホスト側の改修を軽減し、早期のサービスリリースを実現する。また、顧客個別の要件にも柔軟に対応する。

サービスイメージ