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DAL、AI-OCRを活用したペーパーレス自動化ソリューション「OCRtran」の最新版を発売

電子帳簿保存法に対応したタイムスタンプ・長期署名の付与に対応

 株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は15日、AI-OCR技術を活用したペーパーレス自動化ソリューション「OCRtran(オーシーアールトラン)」の最新版(V 1.1)を販売開始した。

 OCRtranは、紙の書類やFAXのOCRによる文字データ化や、データを必要な形に成形するデータ変換、業務システムとの連携など、OCR処理からデータ連携まで一括管理が可能な、ペーパーレス自動化ソリューション。

 最新版では、電子帳簿保存法に対応したタイムスタンプ・長期署名を付与することができるようになった。これにより、電子帳簿保存法に対応した文書管理が可能となる。

電子帳簿保存法への対応例

 受領した領収書や請求書をOCRtranでデジタル化し、指定のフォルダーにアップロードするとタイムスタンプが付与され、受領からタイムスタンプ付与を含むスキャン保存までの期限を確認できる。また、訂正や削除した場合の証跡管理として、文書に対する操作の記録ができ、いつ、誰が、どのように操作したかの履歴を確認できる。

 検索機能については、条件設定や日付や金額の項目の範囲指定および複数の条件を組み合わせた複合条件検索が可能。デジタル化された文書は、暗号化してクラウド上に保存されるため、セキュアな文書管理を実現する。

 OCRtranは、エンタープライズデータ連携基盤「ACMS Apex」のオプションとして、ACMS Apex V 1.5_p2と同時にリリースされる。

 ACMS Apexの価格は、サブスクリプションモデルが月額2万4000円から、買い取りモデルが60万円から(スタンダードエディション、基本機能)。OCRtranの価格は、サブスクリプションモデルで月額12万4000円から。