ブラザーがビジネスインクジェット複合機のサブスクサービスを提供、月額8800円から

　ブラザー工業株式会社と国内販売子会社であるブラザー販売株式会社は15日、株式会社SHINKOを通じて、ビジネスインクジェット複合機のサブスクリプションサービス「フラット12」を提供すると発表した。

　「フラット12」は、卓上に設置できるコンパクトなインクジェットプリンターの利用と、設置や修理などのサポートを月額料金で提供する定額プリントサービス。プリンターの利用だけでなく、設置や搬入にかかる費用も月額料金に含まれるため、導入時の初期費用を抑えて利用可能なほか、印刷量に応じてプランを選べ、年間で印刷枚数の上限を設定しているため、月ごとの使用頻度にバラつきがあっても、毎月定額で利用できるという。

　また、ネットワークを経由して利用中のプリンターの印刷状況を把握し、インクの利用状況に応じて新しいインクが自動で手配されるため、消耗品を手配する手間も省けるとした。なお、モノクロ印刷とカラー印刷による料金の変動はないとのこと。

　価格（税込）は、印刷上限が年間6000枚の「プランS」が月額8800円、同1万2000枚の「プランM」が月額9900円、同3万枚の「プランL」が月額1万1000円。年間の上限枚数を超えた場合は、1枚あたり5円の超過料金がかかる。また契約期間は5年で、中途解約時には違約金が発生するとしている。