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日立ソリューションズ、安全保障貿易管理ソリューションを強化 輸出入実績データの取り込みなどに対応

 株式会社日立ソリューションズは13日、引き合い~出荷業務に付随する安全保障貿易管理業務を支援する「安全保障貿易管理ソリューション」において、新版を7月14日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 「安全保障貿易管理ソリューション」は、引き合いから出荷までの一連のプロセスについて、輸出管理業務の顧客審査や品目審査(該非判定)、取引審査をワークフローシステム化し、業務効率向上を支援するソリューション。

 今回の新版では、担当者が管理したい国内外の法令と判定指針に加えて、独自の項目・条件などを登録できるようになった。これにより、新しい法令や改正に柔軟に対応し、適切な該非判定や取引審査を行えるという。

 また、国内の輸出入手続きを一元的に取り扱うNACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)の輸出入実績データを取り込めるようになった。担当者は、NACCSで処理されたすべての輸出実績の内容を把握できるため、輸出実績に対応する事前の取引審査が適切に行われているかを確認可能になる。またCSVファイルでの出力に対応したことで、Excelでの分析が可能となり、再発防止策や業務手順の見直しなどにつなげられるとした。

 なお日立ソリューションズでは、「安全保障貿易管理ソリューション」の新版を紹介する無料オンラインセミナーを、7月20日に開催する。