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個人を特定せず従業員のワクチン接種率を把握――、インフォコムが健康経営支援サービスを強化

 インフォコム株式会社は、企業向け健康経営サポートサービス「WELSA(ウェルサ)」において、新型コロナウイルスワクチンの接種状況を登録・管理する機能を追加し、7月より提供開始すると発表した。

 WELSAは、従業員の健康診断やストレスチェックの結果などを一元管理するクラウドサービス。収集したデータを基に健康リスク分析や生活習慣病リスクを予測し、課題の改善プログラムを提案してくれるという。

 今回は同サービスにおいて、多くの企業から「ワクチン接種率を把握したい」「接種の予定の有無を確認したい」などの要望があったことを受け、「新型コロナウイルスワクチン接種率管理機能」を追加した。

 この機能では、従業員がPC、スマートフォンから登録した接種状況を集計することで、企業の人事部門や産業医などが、個人を特定することなく接種率を確認できるようになる。また、従業員の接種予定有無の比率も確認可能とのこと。

 これによって企業は、従業員のワクチンの接種状況を把握したうえで、感染拡大防止策や今後の企業活動を検討できるようになるとしている。

「新型コロナウイルスワクチン接種率管理機能」の画面イメージ