ソフトクリエイト、ゼロトラストを支えるクラウド統合認証サービス「Extic Provided by SCCloud」を提供

　株式会社ソフトクリエイトは8日、エクスジェン・ネットワークス株式会社が提供するクラウド型ID統合管理サービス「Extic」を、クラウドサービス「SCCloud」のラインアップに加え、「Extic Provided by SCCloud」として提供を開始した。

　Extic Provided by SCCloudは、Microsoft 365、Google Workspace、cybozu.comなど、多くのクラウドサービスに対応したシングルサインオンサービス。また、シングルサインオンだけでなく、オンプレミスのActive Directory LDAPなどともID同期ができ、ID管理機能を兼ね備えた国産IDaaS（Identity as a Service）としても利用できる。

　アカウントが有効な日付を指定することで、有効／無効、削除するIDのライフサイクル管理を行えるため、ID管理における運用負荷も軽減できる。業務に必要なシステムにワンクリックでログインできるため、ユーザーの利便性が向上し、パスワードの使い回しなどのリスクも低減でき、セキュリティの強化にもつながる。

Extic Provided by SCCCloud の提供イメージ

　ソフトクリエイトでは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、業務システムのクラウド化、SaaS型サービスの利用が加速しており、セキュリティ対策もファイアウォールに代表される従来の「境界防御型モデル」から、すべてのシステムへのアクセスを検査／検証する「ゼロトラストモデル」を取り入れる動きが広がっていると説明。ゼロトラストネットワーク環境を実現する上で、ID管理やアクセス制御を行うIDaaSは、今後企業のシステム構成において重要な基盤になり、ソフトクリエイトではゼロトラストモデルを実現する製品・サービスを拡充し、企業のゼロトラストの実現に貢献していくとしている。

　Extic Provided by SCCloudの価格は、1ユーザーあたり月額300円