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ぷらっとホームのIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT EX1」、TOTOの設備管理者向けサポートサービスに採用

 ぷらっとホーム株式会社は8日、TOTO株式会社が、ぷらっとホームのIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT EX1」(以下、OpenBlocks IoT)を採用したと発表した。トイレ空間をサポートする「パブリックレストルーム設備管理システム」のうち、施設管理者向けの「設備管理サポートサービス」にて利用されている。

 TOTOでは、施設において快適にトイレを利用できるように支援する「パブリックレストルーム設備管理システム」を、6月より提供開始した。このサービスは、トイレの行列を避けたい利用者に対し、トイレの混雑状況をサイネージやスマートフォンを通じて提供する「空き状況表示サービス」と、器具の不具合に対するリアルタイムアラートや、蓄積データを活用した効率的な維持管理サポートを提供する、施設管理者向けの「設備管理サポートサービス」の2つより構成されている。

 今回はこのうち「設備管理サポートサービス」において、OpenBlocks IoTがゲートウェイとして採用された。各器具に内蔵された無線モジュールから送信される利用データを、施設に設置されたOpenBlocks IoTで受信してクラウドサーバーへと送る一方で、クラウドサーバーから送られてくる設定変更などの指示データをOpenBlocks IoTが受信し、各器具へ送信する役割を担っている。

 このシステムにより、施設管理者は、管理画面からリアルタイムに各器具の利用状況を確認し、遠隔から各器具の設定変更を一括して行うことが可能。また、長時間利用されているブースを通知する「長時間利用アラート」、水石けんのタンク残量を知らせる「補充アラート」、器具の故障を遠隔で確認できる「故障アラート」、予期せぬ器具の設定変更を感知する「設定差異アラート」などの各種アラートも利用できるとのこと。

 さらに、各器具の使用回数などの「利用実績レポート」により、利用傾向を把握でき、清掃・補充計画、警備員見回り運用検討、長期保存計画の見直しなどの、効率的な管理保全計画につなげられるとした。

OpenBlocks IoT EX1