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中央システムが物品管理クラウド「fine asset」を強化 進捗管理機能やUI改善などを実施

棚卸し専用のプランを新設

 中央システム株式会社は31日、スマートフォンを利用して物品管理・棚卸しが行えるクラウドサービス「fine asset」をリニューアルしたと発表した。

 fine assetは、物品に添付したバーコードをスマートフォンで読み取り、システムで管理できるクラウドサービスで、什器・備品やIT機器など、さまざまな物品を一元管理可能。社内資産の台帳管理から現物管理(棚卸し)まで、物品管理・棚卸しに必要な機能を月額課金のサービス体系で提供している。

 今回のリニューアルでは、ユーザーインターフェイス(UI)をより見やすく直感的に操作できるよう、デザインを刷新した。もともと簡単でシンプルな構成となっており、マニュアル不要で利用できることから、従業員への教育コストが不要という特徴を持つというが、今回のUIリニューアルによって、さらに使い勝手を向上させたとのこと。

 また、棚卸しの進捗管理や棚卸しレポートなどの新機能が追加して、進捗管理についてもシステム内だけで完結できるようにしている。

 このほか今回は、料金プランとして、物品管理と棚卸しをfine assetで行う「物品管理プラン」と、棚卸し作業時だけfine assetを利用する「棚卸専用プラン」の2つを用意した。「棚卸専用プラン」は使った月だけ利用料金が発生する料金体系のため、必要最小限の費用で棚卸し業務のシステム化を実現できるとした。

 価格は、「物品管理プラン」が月額1万円から、「棚卸専用プラン」月額5000円から。最低利用料金では1000点までの管理が可能となっており、以降は100点ごとの従量課金体系を採用している。