オーシャンブリッジ、ハイブリッド環境のファイルアクセス監査ツール「FileAudit」を提供

　株式会社オーシャンブリッジは25日、仏IS Decisionsのハイブリッドファイルアクセス監査ツール「FileAudit」を、国内で正式に提供開始した。

　FileAuditは、ハイブリッド環境に対応したファイルアクセス監査を実現できるツール。オンプレミスのWindowsファイルサーバーだけではなく、主要なクラウドストレージ（OneDrive、SharePoint Online、BOX、Dropbox、Google Drive）を含めた一元的なファイルアクセス監査が行える。

　ファイルアクセスのログを管理するだけではなく、特定の端末・時間による単一アクセスや、一定時間内での大量アクセスなど、疑わしいアクセスがあった場合には、あらかじめ登録しておいた実行ファイルを呼び出すなどの対処を行うことが可能。対象ファイルサーバーへのインストールが不要（エージェントレス）で導入でき、パネル式のUIにより必要な操作を直感的に行えるため、ITにあまり精通していない業務担当者でも管理できる。

　点在するファイルに対するアクセスを一元的に監査でき、各種コンプライアンス（GDPR、PCI DSS、ISO 27001、HIPAA、NIST、SOX、CCPAなど）に対応する際に、企業・組織が取り決めたルールに基づき、実際の現場で運用できる仕組みを提供する。

　また、FileAuditは、グローバルでは既に136カ国以上・3500社以上の導入実績があり、日本国内ではオーシャンブリッジの正式リリース前から、製造業・金融業・IT業・教育などを中心に既に多くの導入実績があり、安心して導入できるとしている。

　価格体系は期間サブスクリプション（ライセンス使用権＋保守サービス）で、ユーザーセッション数に応じた課金となり、ファイルサーバー数1台、100ユーザーの場合の価格例は年額22万円から。