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東京エレクトロン デバイス、統合型ネットワークサービス「Cloudflare」を販売

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は18日、米Cloudflareと販売代理店契約を締結し、同社のコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)およびWebセキュリティサービス統合型プラットフォーム「Cloudflare」を販売開始すると発表した。TEDでは、サービスを販売するとともに、導入・構築・検証支援、ヘルプデスクなどのサービスを提供するとのこと。

 「Cloudflare」は、オンプレミスやクラウドなどのさまざまな環境に存在している企業のアプリケーションに対し、DDoS保護やWAF(Webアプリケーションファイアウォール)などのセキュリティ、アプリケーション配信を高速化するCDN基盤、ゼロトラストネットワークアクセスなどの機能を統合して提供するクラウドサービス。

 ユーザーがアプリケーションにアクセスする際の通信をすべて中継したうえで、ユーザーの通信にDDoS攻撃対策やWAFなどのセキュリティ保護機能を適用する仕組みになっており、ユーザーが運用しているセキュリティ管理を「Cloudflare」のプラットフォームに統合できるため、システムの導入・運用コストを削減できるという。

 またCDN・負荷分散機能によって、Webサイト表示を高速化し、コンテンツデリバリーを最適化することが可能。さらに、新しいアクセス制御方法と高速ネットワーク通信で、ユーザーは簡単に社内システムにアクセスできるとのこと。

 TEDでは、Webサービス事業者、SaaS事業者、エンタープライズを中心に展開する考えで、今後3年間で6億円の販売を目標としている。