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シュナイダーエレクトリック、クラス最小設置面積の三相UPS「Galaxy VL」を発表

 シュナイダーエレクトリックは13日、リチウムイオンバッテリーを接続可能なクラス最小設置面積の三相無停電電源装置(UPS)「Galaxy VL」を発表した。

 Galaxy VLは、500kVA容量クラスのUPSとして業界平均の半分以下の設置面積0.8㎡を実現し、UPS設置スペースに限りがある場合や、負荷容量の増加に合わせてUPS容量を増やしたい場合などに適した製品。

 UPS容量は、200kWから最大500kWまで対応し、IT負荷の増加に合わせて50kW単位でのパワーモジュールを増設できるため、ビジネス状況に応じてUPSを拡張できる。ECOnversionモードにより、最大99%の電力効率を実現。高効率運転モードを使用することでエネルギー消費量を小さくし、総所有コスト(TCO)を低減する。

 さらに、Galaxy VLは、UPS運転中にパワーモジュールを交換できるライブスワップ機能を採用。パワーモジュール交換時でも、UPS停止や外部バイパス回路への切り替えが不要なため、計画外の負荷停止を発生させないことから、ビジネスの継続性を高めることができる。

 また、シュナイダーエレクトリックが提供するオープンで相互運用可能なIoTプラットフォーム「EcoStruxure」に接続することで、UPSを含むITインフラの遠隔監視や管理、シュナイダーエレクトリックによる24時間無休の監視サービスサポートが利用できる。

 製品は、4月13日時点では、三相4線式モデルのみの提供となり、三相3線式モデルは5月下旬の発売を予定している。

Galaxy VL