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富士通、ニフクラとFJcloud-V上でPostgreSQLベースのデータベースを利用できるサービス

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は8日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」および「FJcloud-V」において、PostgreSQLベースのデータベースを利用可能にするサービス「データベース(FUJITSU Software Enterprise Postgres)」を提供開始したと発表した。

 FUJITSU Software Enterprise Postgresは、富士通株式会社の独自技術でPostgreSQLのセキュリティ・性能・信頼性を強化したデータベースソフトフェア。OSSのPostgreSQLをベースに、セキュリティの強化や運用の簡易化を行った標準的なエディション「Standard Edition」と、Standard Editionの機能に加え、大量データの高速化機能を強化したエンタープライズ向けの「Advanced Edition」で構成される。

 今回提供する新サービスでは、このFUJITSU Software Enterprise Postgresをクラウド上で利用可能としており、いずれも「ニフクラ」および「FJcloud-V」のパブリックイメージとして提供され、コントロールパネルからパブリックイメージを選択してサーバーを作成することで利用開始できるとのこと。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 8(64ビット、サブスクリプション付き)と、Windows Server 2019 Standard Edition(64ビット)。なお、データベース機能は両クラウドサービスの仮想マシンとセットで提供され、富士通のノウハウをもとに、24時間365日保守サポートを実現しているため、企業は利用形態やシーンを問わず、PostgreSQLを安心して導入できるとアピールしている。

 価格例は、Windows ServerでのStandard Edition利用時で月額1万9470円(税込)/vCPU、Advanced Edition利用時で月額10万4500円(税込)/vCPU。